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フェミニストってわけじゃないけど、どこか感じる違和感について

言葉にならないモヤモヤを1つ1つ「全部」整理してみた

著:パク・ウンジ
訳:吉原 育子

紙版

内容紹介

モヤモヤとした違和感を全部言葉にすると? 『82年生まれ、キム・ジヨン』を生んだ韓国発、「これからの世代」の必読書。

目次

プロローグ――ネコに仕える物書き、または物を書くフェミニスト



■第1部:あなたと話してると、私は大げさな女になってしまう──どこか言いにくい違和感について

「フェミニストってわけじゃない……」と言う理由

配慮してやったら権利ばかり主張するですって?

男性が男性のためにつくった社会

なんとなく使っている言葉

おばさんと呼ばれるのがいやな理由

「女の敵は女」という思い込み

「キム・ジヨン」はなぜ男を怒らせるのか?



■第2部:私の彼は一般的な男の人──なぜかなかなか通じないけど話したいこと

「痩せたみたいですね」って?

「女はいいよな」という相手と会話する

「男は子ども」というフリーパス

そんな責任、感じなくていいんだよ

文明社会の「ジャングル」のような部分

私は「最近おかしくなった」人ではない



■第3部:ええ、私は大げさな女です──ぶつかるのは大変ですが言うことにします

結婚にも「取捨選択」が必要だ

「家事は半々」がむずかしい

やりたくないことをやらない勇気

夫はソファに直行し、妻はすぐさま台所へ

「名誉もないリーダー」になりたい人はいない

「理性の糸」が切れる音

私はこんな親になりたい



エピローグ──他人のすべてを理解できるわけではないけれど

著者略歴

著:パク・ウンジ
パク・ウンジ

自分で選んだ好きなことで平凡な日常を満たしたい著述家。大きな犬と三匹のネコと一緒に住んでいる。著書に『私に任せて』『野良猫のほうが幸せだろうか』『なぜならネコだからさ』『ある日ネコが大好きになった』『あしながおじさん、本当のしあわせは今を生きること』(いずれも未邦訳)などがある。



吉原育子(よしはら・いくこ)

新潟市生まれ。埼玉大学教育学部音楽専攻卒業。成均館大学などで韓国語を学ぶ。韓国文学翻訳院短期集中課程修了。主な訳書に、ファン・ヨンミ『チェリーシュリンプ わたしは、わたし』、キム・ソンジン『お母さん取扱説明書』(ともに金の星社)、パク・ミンギュ『亡き王女のためのパヴァーヌ』(クオン)、ユ・インギョン『明日も出勤する娘へ』、ムン・ヒョンジン『サムスン式、仕事の流儀』(ともにサンマーク出版)、カン・ソジェ『私は男より預金通帳が好き』(草思社)などがある。

ISBN:9784478109663
出版社:ダイヤモンド社
判型:4-6
ページ数:304ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2021年04月
発売日:2021年04月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBS