出版社を探す

SB新書

ドイツ人はなぜ、毎日出社しなくても世界一成果を出せるのか

7割テレワークでも生産性が日本の1.5倍の秘密

著:熊谷 徹

紙版

内容紹介

「出社して働いた方が、成果が出る」という考え方が、いまだに根強い日本。それに対してドイツではコロナ危機勃発以降、テレワークが急速に広まり、すでに「むやみに出社させない社会」が出来上がりつつある。好きな場所、好きな時間に働いて、効率よく成果を出す。オフタイムを充実させてワークライフバランスを高める……。ドイツに30年以上暮らす著者が教える、ドイツ人流・消耗しない働き方。

目次

序章 日本を大きく上回るテレワーク比率でもドイツ人の生産性が高い秘密
――ドイツ流・消耗しない働き方


第1章 ドイツではなぜ、出社しない働き方が普及したのか
――自宅でも成果を挙げられることをみんなが学んだ国

第2章 「むやみに出社させない国」に進化したドイツ
――今、加速する「インダストリー4.0」

第3章 「ひとりひとりがマイペースで働く権利」を保障する国
――ドイツ流・働きすぎを防ぐ仕組み

第4章 経済的な豊かさよりもオフタイムを大切にするドイツ人
――お金の奴隷にならない生き方

第5章 人とつながり、幸せを分かち合う国・ドイツ
――人生にゆとりを生み出すヒント

著者略歴

著:熊谷 徹
熊谷 徹 (くまがい・とおる)
1959年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、NHKに入局。ワシントン 支局勤務中に、ベルリンの壁崩壊、米ソ首脳会談などを取材。90年からはフリージャーナリストとしてドイツ・ミュンヘン市に在住。過去との対決、統一後のドイツの変化、欧州の政治・経済統合、安全保障問題、エネルギー・環境問題を中心に取材、執筆を続けている。著書に『5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人』(小社刊)、『ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が「豊か」なのか』『ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか』(青春出版社)、『住まなきゃわからないドイツ』(新潮社)など多数。『ドイツは過去とどう向き合ってきたか』(高文研)で2007年度平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞。

ISBN:9784815609665
出版社:SBクリエイティブ
判型:新書
ページ数:184ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2021年04月
発売日:2021年04月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBF