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中公文庫

招かれた女

著:赤川 次郎

紙版

内容紹介

売春疑いがある女子中学生の全裸死体が発見された。捜査一課のベテラン刑事の宮本と若手刑事の谷内は犯人を追い詰めたが、谷内は殉職、犯人は死亡した。

事件は解決済みと思われ、責任を問われたベテラン刑事の宮本は退職する。谷内の婚約者・爽子と出会った宮本は、倉庫会社の警備の仕事に就き、爽子の画家志望の友人・淳子や有力画商、その愛人・昭子と知り合う。昭子の描いた肖像画が事件の鍵だと気づきいた宮本に真犯人が忍び寄り、第二、第三の殺人が…!

最後まで手に汗握る傑作サスペンス・ミステリー。

〈解説〉山前 譲

著者略歴

著:赤川 次郎
赤川次郎

一九四八年、福岡県生まれ。七六年に「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、サラリーマンから作家業に専念する。八〇年に『悪妻に捧げるレクイエム』で角川小説賞を受賞。二〇一六年に『東京零年』で吉川英治文学賞を受賞。『セーラー服と機関銃』『ふたり』『午前0時の忘れもの』など著書多数。〈三毛猫ホームズ〉〈幽霊〉〈三姉妹探偵団〉など人気シリーズを多数持ち、シビアな事件・出来事を温かい視線で描き続けている。

ISBN:9784122070394
出版社:中央公論新社
判型:文庫
ページ数:328ページ
定価:680円(本体)
発行年月日:2021年03月
発売日:2021年03月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ