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中公文庫

マンガ日本の歴史 12 自立する戦国大名の台頭

新装版

著:石ノ森 章太郎

紙版

内容紹介

うち続く応仁の乱の世、宗祖親鸞によって農村を中心に普及し蓮如の出現で全国的発展を遂げた一向宗と、町衆と結んだ法華宗の隆盛は「一揆の時代」を招く。中央では十代将軍足利義材(よしき)が京を逃れること十数年、その間に権力の地方分散が顕在化し、時代は戦国大名相互の国盗り合戦へと向かう。

原案執筆・今谷 明


〈目次より〉

序章 法華・一向両教団前史

第一章 蓮如教団の発展

第二章 法王国と寺内町

第三章 天文の争乱

第四章 法華一揆の興亡

間章 戦国の群雄たち

第五章 国盗り物語

間章 鉄砲伝来と戦国期の技術

第六章 戦国大名の争覇戦

第七章 信長の擡頭

 解説・今谷 明

著者略歴

著:石ノ森 章太郎
石ノ森章太郎

一九三八年(昭和一三)、宮城県生まれ。高校在学中に『二級天使』でデビュー後、一貫して日本漫画界の第一人者として活躍。代表作に『サイボーグ009』(講談社児童まんが賞)、『佐武と市捕物控』(小学館漫画賞)、『マンガ日本経済入門』、『マンガ日本の歴史』全五五巻(アジア漫画大会漫画アカデミー賞大賞)、『マンガ日本の古典1 古事記』など多数。一九九八年(平成一○)一月死去。

ISBN:9784122069541
出版社:中央公論新社
判型:文庫
ページ数:440ページ
定価:840円(本体)
発行年月日:2021年03月
発売日:2021年03月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ