出版社を探す

妖怪のたおしかた

監:小松 和彦

紙版

内容紹介

文化放送「ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB」でも紹介され、大絶賛された妖怪の本!
夏休みの自由研究にもぴったり!

妖怪は怖いだけではありません。危険な妖怪もいるけれど、イタズラ好きだったり、仲よくなれる妖怪もいます。そして、多くの妖怪には弱点があります。それさえ知っていれば、山のように大きな妖怪をやっつけたり、逆に気のいい妖怪とは友だちになれるかも。

● この本の5つの特徴!
特徴① 妖怪の弱点がとにかくおもしろい!
嫌いなものがあったり、ある呪文に弱かったり、無視されるとシュンとなったり、妖怪の弱点が、とにかくおもしろい!

・ 河童の腕は引っぱると抜ける
・ 天狗はサバがきらい
・ ぬりかべは下を払うと消える
・ かいなではウンコの前の呪文で封じ込める
・ ひとつ目小僧は竹カゴを見るとふるえあがる
・ のっぺらぼうは驚かないと張りあいをなくす
・ べとべとさんは「先へお越し」というと追い抜いてくれる

など、全69妖怪の弱点を紹介!


特徴② 47都道府県の出没する妖怪を紹介!
日本は3000以上の妖怪がいる妖怪天国。あなたのそばにもきっといます。まずは、自分の住む地域、そして親戚や、おじいいちゃんおばあちゃんがいる場所の妖怪を知ることで、妖怪に親しみが持てます!

特徴③ 子どもがイメージしやすい妖怪イラスト!
子どもたちが弱点をついて、見事に妖怪をたおしている絵をすべての妖怪に付けています。屈指の妖怪絵師・なんばきびさんの手によって、怖さの中に、どこかとぼけた味わいのある世界観が描かれました。

特徴④  親子の会話が増える妖怪知識が満載!
弱点だけでなく、現れやすい場所、時期、人間との関係性なども詳しく紹介。伝承など豆知識も豊富で、 大人も一緒に楽しめます。豆腐小僧のパパは見越し入道説があるなんて、知ってました?

特徴⑤ 子どもたちが考えたオリジナル妖怪をイラスト化!
子育てサイト「未来へいこーよ」とコラボし、子どもたちからオリジナル妖怪を募集。その中のいくつかを、なんばきびさんがイラスト化して紹介しています。この本を読むことで、子どもたちが自分だけの妖怪を考えるきっかけになります!

特徴⑥ 親子で楽しい妖怪かるた付き!
巻末には、豪華な妖怪かるた付き! 読み札・取り札、すべての札に妖怪のたおしかたが書いてあるので、取った札の答え合わせをして、親子で、兄弟で、おじいちゃんおばあちゃんと、みんなで楽しめます!

著者略歴

監:小松 和彦
1947年東京都生まれ。民俗学・文化人類学者、国際日本文化研究センター名誉教授。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。専攻は文化人類学・民俗学。信州大学助教授、大阪大学教授、国際日本文化研究センター教授、同センター所長を歴任。日本の歴史・文化の周縁に姿をくらます鬼・異人・妖怪などを手がかりに、日本人の心の奥底に潜むものを探る研究を続ける。2013年紫綬褒章受章、2016年文化功労者、2020年瑞宝重光章を受賞。著書に『妖怪文化入門』(角川ソフィア文庫)、『知識ゼロからの妖怪入門』(幻冬舎)、『日本妖怪異聞録』(講談社学術文庫)など多数。

ISBN:9784776211242
出版社:アスコム
判型:4-6
ページ数:192ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2021年03月
発売日:2021年03月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFJ