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新型コロナ データで迫るその姿 (DOJIN選書: 89)

エビデンスに基づき理解する

著:浦島 充佳

紙版

内容紹介

新型コロナウイルス感染症のアウトブレイクからおよそ1年.この感染症との戦いが続くなか,さまざまなデータが出てきたことで,その特性が見えてきた.新型コロナが厄介である9つのポイント,死亡リスクが高くなる要因,何が世界の死亡率格差をもたらしているのか,感染拡大抑止に有効と思われるシンプルな方法,ワクチン開発と治療薬など,現時点で得られるデータを徹底的に分析し,新型コロナの全体像を描き出す.敵を知り己を知れば百戦殆うからず.エビデンスに基づき新型コロナを理解するために.

目次

第1章 新型コロナを知る——敵を知り己を知れば百戦危うからず
第2章 感染症数理モデルから考える新型コロナ対策——人流を減らす,十分な換気,PCR検査陽性率を下げる
第3章 なぜ新型コロナ死亡率は国によって数十倍以上違うのか?
第4章 mRNAワクチン——ゲーム・チェンジャーになれるか?
第5章 新型コロナは人類共通の脅威である
第6章 120年スパンでみるとコロナ禍で死亡率は増えていない——日本の死亡率曲線の推移
第7章 専門家の知見をどう政治決断に活かすか?

ISBN:9784759820638
出版社:化学同人
判型:B6
ページ数:280ページ
定価:2100円(本体)
発行年月日:2021年03月
発売日:2021年03月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MJ