クロスノベルズ
森の神様と強がり花嫁
著:葵居 ゆゆ
絵:小椋 ムク
紙版
内容紹介
大好きだから、きみには幸せになってほしい
「亜耶はね、私に、とても素敵なものをくれたんだ」
額に森の主の花嫁の印を持つ亜耶は、幼い頃の記憶がなく、いつも孤独で役目から解放される日を夢見ていた。ついに来た嫁入りの日、出迎えた森の主・蒼星は想像とは違って、優しく亜耶をあまやかしてくれる。
知らなかった優しさや愛情を注がれ続けるうちに、亜耶も蒼星のことが好きになってしまって……。
けれど、蒼星が亜耶の幸せを願うがゆえの行動で、再び亜耶の記憶が!?