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さんばん侍 利と仁

著:杉山 大二郎

紙版

内容紹介

江戸の企業再建エンターテインメント!

二十四歳の鈴木颯馬は、元は町人の子。幼くして父を亡くし、母とふたりの貧乏暮らしが長かった。

縁あって、手習い所で働くうち、大器の片鱗を見せはじめた颯馬だが、十五歳の時に母も病で亡くし、天涯孤独の身となってしまう。

しかし、捨てる神あれば拾う神あり。町道場で下働きしている際、ひょんなことから、田中藩江戸屋敷に勤める「さんばん殿」鈴木武治郎に才を買われ、めでたく養子に。

だが、勘定方に出仕したのも束の間、田中藩領を我が物にせんとする老中格の田沼意次と戦うことになってしまい……。

恩義ある藩を救うべく、わけありで、酒問屋麒麟屋の番頭となった颯馬に立ち塞がる壁、また壁! 江戸の剣客商い娯楽小説第一弾!

【編集担当からのおすすめ情報】
小学館時代小説文庫創刊一周年、最強の新人作家が登場! 現実世界でも、営業革新分野における国内第一人者なので、再建策の説得力が違います!!

ISBN:9784094068863
出版社:小学館
判型:文庫
ページ数:368ページ
定価:760円(本体)
発行年月日:2021年03月
発売日:2021年03月04日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ