目次

はじめに　5
本書のご利用にあたって　9

◆がん緩和医療とがん性疼痛◆
がん緩和医療とは　10
がん性疼痛とは　11
痛みの分類と特徴　12
鎮痛薬使用時の基本原則　13
がん性疼痛の治療目標　13
痛みの数値的評価方法　14
WHO式3段階がん性疼痛除痛ラダー　15

◆がん緩和領域頻用処方解説◆
非オピオイド鎮痛薬　18
オピオイド性鎮痛薬とその特徴　20
オピオイドの変更方法　27
オピオイド等価換算　29
オピオイドの退薬症状　32
鎮痛補助薬　33
制吐薬とその特徴　38
睡眠薬とその特徴　43
せん妄の薬剤とその特徴　48
便秘の薬剤とその特徴　51

◆がん緩和領域フローチャート◆
★がんの痛み
がん性疼痛（軽度）　60
がん性疼痛（中等度）　62
がん性疼痛（強度）：１　64
がん性疼痛（強度）：２　66
がん性疼痛（神経障害性疼痛を伴うもの）：１　68
がん性疼痛（神経障害性疼痛を伴うもの）：２　70
がん性疼痛（骨転移痛）：１　72
がん性疼痛（骨転移痛）：２　74
開胸術後疼痛症候群　76
乳房切除術後疼痛症候群　78
脊髄圧迫症候群　80
悪性腸腰筋症候群　82
オピオイド耐性・痛覚過敏　84
どうしても取れない痛み　86
★身体症状
食欲不振・悪液質　88
オピオイドによる嘔気嘔吐　90
化学療法による嘔気嘔吐　92
化学療法による末梢神経障害　94
化学療法・放射線治療による口内炎　96
化学療法による下痢　98
放射線性皮膚炎　100
★副作用
口渇・唾液腺障害　102
味覚障害　104
倦怠感　106
腹水・腹部膨満感　108
腸閉塞　110
脳浮腫・頭蓋内圧亢進症　112
便秘：１（オピオイド開始後増悪した便秘）　114
便秘：２（オピオイドと関係ない便秘）　116
膀胱腫瘍・出血性膀胱炎の痛み　118
頻尿・尿閉　120
吃逆　122
咳嗽　124
呼吸困難（内服可能な時）　126
呼吸困難（内服不可能な時）　128
オピオイドによる呼吸抑制　130
高カルシウム血症　132
★精神症状
不眠：１（入眠障害）　134
不眠：２（中途覚醒）　136
不眠：３（熟眠障害）　138
不眠：４（経口摂取不可能）　140
不眠：５（せん妄のリスクが高い不眠）　142
不眠：６（不安が強い不眠）　143
悪夢　144
薬剤性錐体外路症状（アカシジア・パーキンソニズム）　146
せん妄：１（経口摂取不可・緊急時）　148
せん妄2（経口摂取可能の時）　150
持続鎮静　152


コラム
抗がん作用の期待できる漢方薬　16
医療用大麻（カンナビス）　58
関連痛って？ 67
現代ホスピスの推進者シシリー・ソンダースの一言　107
日本で最初のオピオイド系薬剤？　115

参考文献　154
事項索引　156
薬剤名索引　158
本誌掲載薬剤 商品名・一般名対照表　160