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原発避難者「心の軌跡」 実態調査10年の〈全〉記録

編著:今井 照
編著:朝日新聞福島総局

紙版

内容紹介

 2011年3月11日の東日本大震災で、福島第一原発は11・5~15・5メートルの津波に襲われた。
 原発事故の翌月、県内にとどまらず、県外にも避難する人が増え続ける中、朝日新聞東京本社の記者が、旧知の今井照・福島大学行政政策学類教授(当時)に声を掛けた。避難者がどういう環境に置かれ、何を考えていて、いま何が必要なのか、至急調べたいので協力してほしい――。こうして始まったのが、のちに10年続くことになる「原発避難者の実態調査」だ。(プロローグより)本書はその〈全〉記録である。

目次

プロローグ 11

第1章 〈インタビュー〉20人の「心の軌跡」 23

第2章 20人の「心の軌跡」を読み解く 105

第3章 〈全記録〉から見える10年の変化 155

第4章 〈全記録〉から見える10年のその時 189

第5章 原発避難の特質―「跛行性」「孤立」「感情被害」 231

第6章 「復興」の蹉跌―私たちはどこで何を間違えたのか 261

 エピローグ 282

 《資料1》調査概要 (1)

 《資料2》〈全記録〉1次から10次調査 (11)

ISBN:9784875558583
出版社:公人の友社
判型:A5
ページ数:286 62ページ
定価:2700円(本体)
発行年月日:2021年03月
発売日:2021年03月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS