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二見時代小説文庫

江戸早指南

小料理のどか屋 人情帖 31

著:倉阪 鬼一郎
絵:宇野 信哉

紙版

内容紹介

『 豆腐百珍 』の後追いで早指南本を出そうと版元がのどか屋へ……。

刀を包丁に持ち替えたとき時吉が禄を食んだ大和梨川藩の若き藩主が初めて江戸へ。
折しも「 ご案内の辰 」なる賊による拐かしが続出し……。


のどか屋の時吉がかつて禄を食んでいた大和梨川藩の殿さまが初めて江戸へ。
先々代の殿の病床に「 江戸の味 」を届けに行った縁もあり、新任の殿さまは興味津々。
早速、お忍びで、のどか屋へ……。
折しも江戸では「 ご案内の辰 」 なる賊が身代金目当てに大店の隠居を拐かすべく、いいところへ御案内しますと駕籠をすすめて……。
江戸見物に出かけた、お忍びの殿さまが狙われた。


************************本書に登場する小料理 ****************************
・鯖と椎茸の挟み焼 ・牡蠣大根鍋 ・鯛の塩釜 ・蓮根の甘酢漬け
・だし巻き玉子 ・牡蠣飯 ・生麩の煮物 ・煮奴 ・蛸飯
・餡かけ揚げ蕎麦 ・里芋の田楽 ・焼き柿 ・甘藷飴煮
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◆ 著者について
倉阪鬼一郎 くらさか・きいちろう
1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。印刷会社勤務を経て1998年より専業作家。
ミステリー、ホラー、幻想、ユーモアなど、多岐にわたる作品を精力的に発表する。
2008年「火盗改香坂主税 影斬り」(双葉文庫)で時代小説家としてデビュー、好評を博す。

著者略歴

著:倉阪 鬼一郎
倉阪鬼一郎 くらさか・きいちろう
1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。印刷会社勤務を経て1998年より専業作家。
ミステリー、ホラー、幻想、ユーモアなど、多岐にわたる作品を精力的に発表する。
2008年「火盗改香坂主税 影斬り」(双葉文庫)で時代小説家としてデビュー、好評を博す。

ISBN:9784576210261
出版社:二見書房
判型:文庫
ページ数:296ページ
定価:658円(本体)
発行年月日:2021年03月
発売日:2021年02月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ