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中公文庫

五能線の女

著:西村 京太郎

紙版

内容紹介

私立探偵・橋本豊は、ある離婚裁判のための素行調査の報酬を手に、「リゾートしらかみ」号に乗車し、ひとり鉄道旅行を楽しんでいた。しかしふとしたことから千畳敷で起きた殺人事件の容疑者として、青森県警に拘束されてしまう。現地へ向かった十津川警部は、事件の背後に巧妙に仕組まれたトリックに挑む! 風光明媚な東北を舞台に描く、トラベル・ミステリー。


〈目次〉より
第一章 成功報酬/第二章 罠/第三章 時刻表/第四章 再び「リゾートしらかみ3号」 /第五章 脅迫者/第六章 蜃気楼ダイヤ/第七章 解決へのダイヤ

著者略歴

著:西村 京太郎
西村京太郎

一九三〇年東京生まれ。六三年オール讀物推理小説新人賞「歪んだ朝」で推理作家としてデビュー、六五年『天使の傷痕』で第一一回江戸川乱歩賞を受賞。八一年『終着駅殺人事件』で第三四回日本推理作家協会賞を、二〇〇四年にはミステリー小説界での多大な功績が称えられ、第八回日本ミステリー文学大賞を、一〇年には長谷川伸賞を、一九年には「十津川警部」シリーズで第四回吉川英治文庫賞を受賞する。〇一年一〇月、神奈川県湯河原に「西村京太郎記念館」を開設した。

ISBN:9784122070318
出版社:中央公論新社
判型:文庫
ページ数:256ページ
定価:620円(本体)
発行年月日:2021年02月
発売日:2021年02月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ