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中公文庫

マンガ日本の歴史 10 南北朝動乱と足利義満

新装版

著:石ノ森 章太郎

紙版

内容紹介

密かに京を脱出した後醍醐帝は吉野の山中に行宮(あんぐう)を設け、京の北朝と吉野の南朝が分立する。足利尊氏・直義の兄弟が争った〈観応の擾乱(じょうらん)〉を経て、義満は幕府の名前の由来となった室町第(むろまちてい)を造営、諸国遊覧で将軍の権威を誇示し、将軍絶対の新時代到来を天下に示す。

原案執筆・村井章介



〈目次より〉

序章 分裂する社会

第一章 一天両帝

第二章 後醍醐天皇逝く

第三章 観応の擾乱

第四章 果てしなき動乱

間章 倭寇と中華回復

第五章 王権の争奪

第六章 「万世一系」の危機

間章 観阿弥と世阿弥

第七章 自立する地域

 解説・村井章介

著者略歴

著:石ノ森 章太郎
石ノ森章太郎

一九三八年(昭和一三)、宮城県生まれ。高校在学中に『二級天使』でデビュー後、一貫して日本漫画界の第一人者として活躍。代表作に『サイボーグ009』(講談社児童まんが賞)、『佐武と市捕物控』(小学館漫画賞)、『マンガ日本経済入門』、『マンガ日本の歴史』全五五巻(アジア漫画大会漫画アカデミー賞大賞)、『マンガ日本の古典1 古事記』など多数。一九九八年(平成一○)一月死去。

ISBN:9784122069527
出版社:中央公論新社
判型:文庫
ページ数:440ページ
定価:840円(本体)
発行年月日:2021年02月
発売日:2021年02月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ