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角川文庫

うちの執事に願ったならば EX

著:高里 椎奈
絵:佐原 ミズ

紙版

内容紹介

「如何なる轟音の中であろうとも、主人のお声を聞き分けなければ執事は務まりません」

先代から付き合いのあるヴォルコフ家に招かれた花穎と衣更月。
使用人の不知火昴は何故か衣更月のことを疎ましく思っているらしい。
不穏な空気を感じながらも、家同士の関係を考え冷静に振舞う衣更月の元に、突然花穎からの着信が。
聞けば次男のイリヤの部屋に屋敷からの退去を要求する大量の脅迫状が置かれたらしく――?(「歌う骨」)

ほか、赤目刻弥と祖父の確執のその後など、書き下ろし2編を含む全14編収録。うち執ファン必携の豪華な短編集!

目次

歌う骨
花穎と衣更月
五つのオレンジの皮
The First Stain
The Second Stack
ねじれた館
The Stodgy Face
犯人は一人
斎姫家の末っ子のお話
The Vision of a Lodger
「主従の日」のお話
前と後のお話
The Candle Box
The Dying Tyrant

著者略歴

著:高里 椎奈
茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

ISBN:9784041109717
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:304ページ
定価:640円(本体)
発行年月日:2021年02月
発売日:2021年02月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ