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ドラドラと伝説の竜

著:片平 直樹
絵:高畠 純

紙版

内容紹介

ドラドラは竜のこども。お父さんとアフリカに雨をふらせにやってきました。でもドラドラは雨をふらせることが苦手です。
――ぼくはお父さんとはちがうんだ。ぼくはできない。雨をふらせることなんかできやしない。
ドラドラはお父さんがよび止めるのも無視して、地上を目指し急降下。
すると突然現れたモンスターハンターのウィルソンがドラドラを追いかけます。ドラドラは泥の中に逃げ込み、しばらくしてから出ると、大地から水はほとんど消えていました。カバとワニが、そこで口の大きさ比べをしています。
ドラドラは審判を探しに行きます。道中でリクガメに会い、コツを教えてもらって雨を降らせることにちょっと成功!リクガメは伝説の青の竜に姿を変えました。
モンスターハンターが再び追ってきて、ドラドラは再び乾いた大地へ。そしてウィルソンに、「ぼくは天気をあやつる竜だ!」といって雨をふらせます。
カバとワニは大喜び。ウィルソンはにやりと笑い、赤の竜になりました。
ドラドラは赤と青の、伝説の竜に出会っていたのです。

著者略歴

著:片平 直樹
片平直樹
1965年、東京都生まれ。大学在学時より児童文学とその創作に興味をもつ。主な作品に『きょうからトイレさん』(文研出版)、『かいけつ! トイレざむらい』『おれはサメ』『トイレせんちょう』(以上、フレーベル館)、「おやきおペンギン ジェイとドゥ」シリーズ(ひさかたチャイルド)、『ちいさなバス』『ベラスノアとキックオフ!』(ともに福音館書店)などがある。
絵:高畠 純
高畠 純
1948年、名古屋市生まれ。『だれのじてんしゃ』(フレーベル館)でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、『オー・スッパ』(講談社)で日本絵本賞、『ふたりのナマケモノ』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞受賞。主な絵本の作品に『どうぶつマンションにようこそ』『くいしんぼう』(ともに文研出版)、『日本どっちからよんでも さんぽっ にっぽんさ』(絵本館)、『ほらふきカールおじさん ロシアのたび』(講談社)など、挿絵の作品に「モンスター・ホテル」シリーズ (小峰書店)、『ぼくは気の小さいサメ次郎といいます』(偕成社)など多数ある。

ISBN:9784580824515
出版社:文研出版
判型:A5
ページ数:120ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2021年02月
発売日:2021年02月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ