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クリニックが在宅医療をはじめようと思ったら最初に読む本

他著:岸部 宏一
他著:松山 茂
他著:小島 浩二郎

紙版

内容紹介

在宅医療への参入を検討している院長に向けた入門書!
新型コロナウイルスの影響による外来患者の減少や、外来医療需要が2025年を境に減少に向かうことが見込まれること、また、医療政策的に町のクリニックに期待される「かかりつけ医」の役割を考えると、今後もクリニックが収益を維持していくには、在宅医療への参入を真剣に検討する段階に来ているといえます。とはいえ、いざ在宅医療をはじめようとしても、外来診療後に患者居宅を回る等の物理的負担はもちろんのこと、夜でもゆっくり休めない、旅行にも行けないといった精神的負担も大きな障壁となっており、在宅医療への参入に二の足を踏んでいる院長も多いかと思われます。
本書はそのような院長向けに、はじめての在宅医療を軌道に乗せるにはどうすればよいかを、現役の事務長、医業経営コンサルタント、弁護士、税理士、行政書士の“専門家集団”が解説。いかに現場の負担を軽減し、在宅医療を無理なく進めていくか、具体的にイメージできる内容となっています。

目次

序説 ~法令クリニック二代目医院長が、はじめての「在宅医療」を軌道に乗せるまで
●第1章 在宅医療の基礎
第1節 在宅医療とは
第2節 在宅療養支援診療所とは
第3節 往診料と在宅患者訪問診療料
第4節 訪問診療における診療契約
第5節 在宅時医学総合管理料と在宅療養指導管理料
第6節 終末期の診療報酬
第7節 訪問看護
第8節 介護保険(居宅療養管理指導)との関係
第9節 在宅医療で算定する診療報酬

●第2章 在宅医療の実践
第1節 在宅医療開始前後の収支シミュレーション
第2節 在宅医療に関連した人的問題
第3節 クリニックによる訪問看護の提供
第4節 在宅医療に対応した設備等
第5節 多職種連携
第6節 移動手段
第7節 終末期における対応・問題
第8節 診療情報の開示等
第9節 毎年の届出・報告事項

●第3章 在宅医療の制度と将来
第1節 歴史的経緯
第2節 在宅医療の供給体制
第3節 制度的誘導
第4節 不適切事例の増加
第5節 かかりつけ医と在宅医療
第6節 現場の負担解消に向けた取組事例
第7節 オンライン診療と在宅医療

ISBN:9784539728161
出版社:日本法令
判型:A5
ページ数:300ページ
定価:2700円(本体)
発行年月日:2021年02月
発売日:2021年02月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MBN