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近代日本宗教史 第二巻

近代日本宗教史 第二巻 国家と信仰

明治後期

他編:島薗 進
他編:末木 文美士
他編:大谷 栄一

紙版

内容紹介

西洋思想を受容した近代的な主義が各宗教メディアで主張される明治後期。新しい担い手による仏教とキリスト教。日清、日露戦争等社会問題への応答。また、天皇と神社の自明でない結びつき、教派神道と国家神道の関係など、活発な言論活動の中の宗教を論じる。

著者略歴

他編:島薗 進
1948年生まれ、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、東京大学名誉教授、上智大学大学院実践宗教学研究科教授・同研究科委員長・同グリーフケア研究所所長。宗教学者。2012年に『日本人の死生観を読む』(朝日選書)で第6回湯浅泰雄賞を受賞。宗教学をベースに、死生学やスピリチュアリティなど境界を超えて幅広い活動を精力的に展開している。著書に『宗教ってなんだろう?』(平凡社)『ともに悲嘆を生きる』(朝日選書)『明治大帝の誕生』(春秋社)などがある。
他編:末木 文美士
1949年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、博士(文学)、東京大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授。専門は仏教学、日本思想史。著書に『日本仏教史−思想史としてのアプローチ』(新潮文庫)『日本宗教史』(岩波新書)『日本思想史』(岩波新書)などがある。
他編:大谷 栄一
1968年生まれ、東洋大学大学院社会学研究科社会学専攻博士後期課程修了・博士(社会学)、佛教大学教授。専門は宗教社会学、近代仏教研究。「地域社会と宗教文化」の関係を研究している。2001年に『近代日本の日蓮主義運動』(法藏館)で日本宗教学会賞、中村元賞受賞。著書に『日蓮主義とはなんだったのか』(講談社)『近代仏教というメディア』(ぺりかん社)がある。

ISBN:9784393299623
出版社:春秋社
判型:A5
ページ数:260ページ
定価:3200円(本体)
発行年月日:2021年01月
発売日:2021年01月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRAX