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メディアワークス文庫

彼女は僕の「顔」を知らない。

著:古宮 九時

紙版

内容紹介

「私は犯人を知りたいんです。私に与えられた時間は――もうきっと長くないから」
 死者複数名を出した凄惨なキャンプ場放火事件から10年。僕の前に、同じ事件の生存者・静葉が転校生として現れる。事件当日に怪しげな男と遭遇したと言う静葉だが、彼女は“失貌症”――人の顔が認知できない病だった。
 差出人不明の脅迫状、黒服の男、不審火の記録。10年を経て再び事件は動き出す。
 これは――僕が静葉へ捧ぐ【贖罪】の物語だ。

 ラスト僕らは「愛」を知る。二度読み必至の青春ライトミステリ!

著者略歴

著:古宮 九時
第20回電撃小説大賞、最終選考作『監獄学校にて門番を』(電撃文庫刊)にてデビュー。メディアワークス文庫『死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録』など著書多数。『Unnamed Memory』(電撃の新文芸)が「このライトノベルがすごい!2020」(宝島社刊)にて単行本・ノベルズ部門第1位を獲得するなど、今、若者から注目を集める作家の一人。

ISBN:9784049124842
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:272ページ
定価:630円(本体)
発行年月日:2021年01月
発売日:2021年01月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ