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ハーレクイン・ロマンス 3555

黒い城に囚われた花嫁

著:ケイトリン・クルーズ
訳:神鳥 奈穂子

紙版

内容紹介

荒海に囲まれた孤島の城は、
美しい花嫁たちの鳥籠なのか……。

アンジェリーナは、二十歳になったばかりで結婚を決められた。
相手は、イタリア貴族の末裔ベネデット・フランセッシ――
莫大な富を持つ、孤島にそびえる〈黒い城〉の城主だ。
アンジェリーナは破産寸前の没落貴族の末娘で、
父親が金銭的援助を受ける代償として、
ベネデットに売り渡されたのだった。
彼と初めて会った夜、その恐ろしいほどの美貌に心奪われ、
アンジェリーナは熱いキスと、それ以上の行為を許してしまう。
彼には6人もの前妻にまつわる、恐ろしい疑惑があるというのに。

〈7つの愛のおとぎばなし〉の4話目は、モチーフとなっている『青ひげ』同様、花嫁は“決して開けてはならない部屋”の鍵を託されます。すばらしい初夜を過ごした翌朝、夫は姿を消してしまい……。謎めいた夫への、切望と愛が描かれます。

ISBN:9784596135551
出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
判型:新書
ページ数:160ページ
定価:664円(本体)
発行年月日:2021年01月
発売日:2021年01月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB