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新型コロナがやってきた

ウイルスに負けない「巣ごもり生活」

著:ポール・ド・リヴロン
著:マルグリット・ド・リヴロン
訳:遠藤 ゆかり

紙版

内容紹介

新型コロナウイルスは、とつぜんわたしたちの前に現れました。この本で書かれているお話は、子どもたちの生活支援と交流のための読み物として、フランスのインターネットで公開されたものです。
新型コロナの感染が広がったフランスでは、日本の「自粛要請」よりもきびしい「ロックダウン」によって、生活が激変しました。この本では、外出が禁止されて自宅で「巣ごもり」するようになってから、ふたたび外に出られるようになるまでのことが、わかりやすい文章とかわいいイラストで説明されています。感染防止のお話や、ウイルスに感染するしくみや免疫の話、怒りや悲しみといった感情のコントロール、室内での遊び方など、日常生活の工夫もたくさんちりばめています。
この本を読んで、フランスではこうだったのかと知ることができたら、そのあと、日本での生活をふりかえってみるのもよいでしょう。そうすることで、小さなお子さんにも、新型コロナの深い知識が身につくはずです。

目次

訳者まえがき
この本をいっしょにつくってくれた仲間たち
巣ごもり
いろいろな工夫
スーパーヒーローたち
おうちで学校
テレワーク
心配ごと
こんなこと、いままでになかった!
とてもつらい巣ごもりの日々
いろいろな争いごと
怒り
自然
巣ごもり中の誕生日
さまざまな画面
自分でやってみる
みんなで助け合おう
ホームレス
スポーツ
ウイルス
免疫システム
検査
感染予防策
マスク
ワクチン
国の責任者、政治家の仕事
巣ごもりの終わり
死について話そう
亡くなった人を思う
ちょっと奇妙な学校生活
センザンコウ
波の話

著者略歴

著:ポール・ド・リヴロン
1991年生まれ、フランス在住。変わったアイデアの持ち主で、物事のしくみについて説明することが好き。普段はエンジニアとして働いている。
著:マルグリット・ド・リヴロン
1993年生まれ、スイス在住。精神運動訓練士として、障害をもつ子どもたちの介助をする仕事をしながら、趣味でイラストを制作していた。現在は児童書のイラストレーターとして活動中。
訳:遠藤 ゆかり
上智大学文学部フランス文学科卒。訳書に「知の再発見双書」シリーズ、『シュルレアリスム辞典』『世界図書館遺産』『ビジュアル版 女性の権利宣言』『ビジュアル版 子どもの権利宣言』『ビジュアル版 世界人権宣言』(いずれも創元社)、『フランスの歴史[近現代史]』(明石書店)などがある。

ISBN:9784422760674
出版社:創元社
判型:A4変
ページ数:72ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2021年01月
発売日:2021年01月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YXA