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ウイルスが変えた世界の構造

著:副島 隆彦
著:佐藤 優

紙版

内容紹介

人類は新たなステージに入った! 新型コロナウイルスのパンデミックで世界は一変した。いま、世界と日本で何が起きているのか。アメリカに勝利した中国の全体主義、コロナ後の金融危機、アメリカの「国教」ユニテリアンとは何か。日本の最高知性、副島隆彦、佐藤優の2人が、近代500年の終焉と世界の行方を徹底対論する。アフターコロナで世界はどう変わったのか、近代500年を支えてきたユニテリアンの宗教思想をベースに語りつくす。

目次


まえがきーバイデン政権下、米中緊張が一層強まる 佐藤優

第1部 パンデミックで変わった世界
      近代500年の終わりと内向の時代
アメリカに勝利した中国の全体主義
ウイルスはどこからやってきたのか
コロナ後の金融危機と日本の政局
北朝鮮情勢とアメリカのディープ・ステイト
アメリカ大統領選とアメリカ政治の行方

第2部 アメリカの「国教」ユニテリアンとは何か
      世界帝国を支えた宗教思想の秘密
アメリカを作ったユニテリアンたち
現代のあらゆる思想の源流となったユニテリアン
ユニテリアンの発想で世界を理解する

あとがきー悪による支配こそ人類の原理 副島隆彦

著者略歴

著:副島 隆彦
副島隆彦 評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任。政治思想、金融、経済、歴史、社会時事評論など、さまざまな分野で真実を暴く。「日本属国論」とアメリカ政治研究を柱に、日本が採るべき自立の国家戦略を提起、精力的に執筆・講演活動を続けている。主な著書に、「属国・日本論」(五月書房)、『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち』(講談社+α文庫)のほか、『日本は戦争に連れてゆかれる』(祥伝社新書)、『もうすぐ世界恐慌』(徳間書店)、『本当は恐ろしいアメリカの思想と歴史』(秀和システム)、『経済学という人生を不幸にした学問』『日本人が知らない真実の世界史』(以上、日本文芸社)などがある。
著:佐藤 優
佐藤 優 1960年、東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在英日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館勤務を経て、本省国際情報局分析第一課主任分析官として、対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑の「国策捜査」で逮捕され、東京拘置所に512日間勾留される。2009年、最高裁で上告棄却、有罪が確定し、外務省職員を失職。圧倒的な知識と経験を活かし、執筆活動など多方面で活躍中。主な著書に、ベストセラーとなった『国家の罠』、『自壊する帝国』(以上、新潮文庫)をはじめ、『危機の正体』(朝日新書)、『人類の選択』(NHK出版新書)、『ウイルスと内向の時代』(徳間書店)、副島隆彦氏との共著『激変する世界を先読みする』(日本文芸社)などがある。

ISBN:9784537262063
出版社:日本文芸社
判型:4-6
ページ数:272ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2021年01月
発売日:2020年12月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPS