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人物叢書 6(オンデマンド版)

日蓮

著:大野 達之助

紙版

内容紹介

日本の仏教諸祖師のうちでも最も異彩を放つ日蓮の生涯は、2回の流罪を交えた迫害・受難の連続であった。著者は本書において、祖師伝にまつわる虚誕・俗説をきびしく批判しつつ、正確な史料と正しい仏典の解釈とによって、身命を賭しての激しい他宗排撃と、国難必至の大予言を絶叫したこの怪傑僧の真骨頂を鮮やかに解明した。

目次

はしがき/第一=幼少時(誕生と家系、立志)/第二=修学(出家、鎌倉遊学、最初の著作、叡山修学、諸方の歴遊)/第三=立宗(清澄山の開教、鎌倉の弘通、立正安国論の上書)/第四=迫害(松葉ヶ谷の焼打、伊豆の流罪、小松原の刃難)/第五=佐渡の流謫(蒙古の来牒、竜ノ口の法難、佐渡の流罪、流罪赦免)/第六=身延山隠棲(最後の諫暁、身延入山、蒙古来襲と上行自覚、三大秘法、教勢伸張と門徒の受難)/第七=元寇と入滅(蒙古の再度来襲、出山入寂)/後語/日蓮宗分派系図/略年譜/主要参考文献

ISBN:9784642750158
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:142ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2020年11月
発売日:2020年11月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB