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祥伝社文庫

痴漢冤罪

著:新堂 冬樹

紙版

内容紹介

「この人、痴漢です!」
手を掴まれたら“人生終了”
裁判では1%の勝ち目もなし
高額の示談金を提示されたら、あなたは払いますか?

弁護士の木塚は、魔性の女子高生桃香らとともに裏稼業に手を染めていた。満員電車で無実の男に痴漢の罪をなすりつけ、善人ぶって仲裁に入り多額の示談金を搾り取るのだ――その次なる標的、俳優の松岡秀太には強力なバックがついていた。闇社会との繋がりも囁かれる芸能プロ社長吉原だ。木塚と吉原、二頭の凶獣が相見えたとき、電車という餌場を争う死闘が始まった!

著者略歴

著:新堂 冬樹
1998年 『血塗られた神話』 で第7回メフィスト賞を受賞しデビュー。暗黒小説と純愛小説を書き分ける独自のスタイルで支持を集める。著書に、闇金融の実態を活写した 『炎と氷』、キャバクラ三部作の 『黒い太陽』 『女王蘭』 『帝王星』、AV女優の愛と信念の物語 『少女A』、新薬を巡り札束が飛び交うサスペンス 『医療マフィア』 (以上、祥伝社文庫)など多数。

ISBN:9784396346867
出版社:祥伝社
判型:文庫
ページ数:562ページ
定価:990円(本体)
発行年月日:2020年11月
発売日:2020年11月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ