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いまさら恐竜入門

監:田中 康平
著:マツダ ユカ
著:丸山 貴史

紙版

内容紹介

ーーー恐竜のおもしろさを知らないまま、
うっかりオトナになってしまったあなたへーーー

・初期の恐竜はわりと弱い
・選ばれし者だけが化石になるのだ
・ティラノサウルスの武器は意外にも「鼻のよさ」
・ブラキオサウルスの脳はテニスボールサイズ
・毒を使って狩りをする恐竜がいたとかいないとか
・最大の肉食恐竜は意外にも肉派でなく魚派
・羽毛がはえて、恐竜たちは愛を知った
・コンプソグナトゥスの狩りはまるで瞬間移動
・パキケファロサウルスの頭の使いよう
・生きてりゃケガも病気もするさ
・頭のてっぺんで愛を叫ぶパラサウロロフス
・新種なのか個体差なのか、それが問題だ

など、など、など。

いまさら知りたい恐竜の「きほん」と
いまこそ知りたい恐竜の「最新」を、
4コママンガ+解説でずらり80本!
恐竜…興味ないなあ、
という人にこそ読んでほしい
くすっと笑えてぐっと学べる恐竜の本です。

監修はNHKラジオ「子ども科学電話相談」で
おなじみ、若き恐竜学者・田中康平先生。
執筆は『わけあって絶滅しました。』や
『ざんねんないきもの事典』の丸山貴史さん。
マンガは鳥マンガのパイオニア、
鳥も恐竜も大好きなマツダユカさん。

※子どもが読んでも楽しめます。

目次

はじめに
いまさら恐竜ずかん
ざっくり!恐竜のグループ
ざっくり!恐竜のいた時代

1章 大いなる誤解とささやかなる誤解
恐竜は怪獣ではない/だったら恐竜ってなんなのか/鳥は恐竜である/意外に多かったもふもふ恐竜/ほとんどの恐竜はイヌよりも小さかった?/ほか

2章 ときめく! スーパースターたち
ティラノサウルスの武器は意外にも「鼻のよさ」/トリケラトプスの三本角は飾りじゃなかった/ブラキオサウルスの脳はテニスボールサイズ/ほか

3章 恐竜たちの平凡な日常
巨大な巨大な食事風景/植物って食べにくい/毒を使って狩りをする恐竜がいたとかいないとか/最大の肉食恐竜は意外にも肉派でなく魚派/ほか

4章 恐竜だって恋したい
恐竜の性別は骨を見ればわかる(こともある)/恐竜たちはダンスで求愛したらしい/羽毛がはえて、恐竜たちは愛を知った/オヴィラプトルは卵泥棒なんかじゃない!…のか?/ほか

5章 恐竜じゃないヤツらもスゴイ
中生代にはワニもがんばっていた/ウタツサウルスは海に還っていった/史上最大の飛行生物ケツァルコアトルス/巨大なウミガメ、アーケロン/ほか

6章 恐竜研究というロマン
はじめて名前がつけられた恐竜はメガロザウルス/恐竜のクローンが作れたらラクなのにね/新種なのか個体差なのか、それが問題だ/掘って、掘って、また掘って/ほか

おわりに
さくいん

著者略歴

監:田中 康平
監修: 田中康平(たなか こうへい)
恐竜学者。北海道大学理学部卒業。カルガリー大学地球科学科修了。Ph.D. 名古屋大学博物館日本学術振興会特別研究員SPDを経て、現在、筑波大学生命環境系助教。専門は恐竜の繁殖行動や子育てで、恐竜の卵化石を探して世界中を飛び回る。NHKラジオ「子ども科学電話相談」の回答者としてもおなじみ。主な監修書に『まどあけずかん きょうりゅう』(小学館)、監訳書に『恐竜の教科書』『恐竜と古代の生き物図鑑』(ともに創元社)などがある。
著:マツダ ユカ
マンガ: マツダユカ
マンガ家。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。在学中から鳥の生態をモチーフにしたマンガを制作。マンガに『ぢべたぐらし』(リブレ出版)、『きょうのスー』(双葉社)、『始祖鳥ちゃん』(芳文社)、『うずらのじかん』(実業之日本社)、『トリノトリビア』(西東社)、絵本に『ハシビロコウのはっちゃん』(鈴木出版)などがある。
著:丸山 貴史
文: 丸山貴史(まるやま たかし)
図鑑制作者。ネイチャー・プロ編集室勤務を経て、ネゲブ砂漠にてハイラックスの調査に従事。現在は株式会社アードバーク代表取締役として図鑑の制作を行う。主な作品に『わけあって絶滅しました。』(執筆/ダイヤモンド社)、『ざんねんないきもの事典』(執筆/高橋書店)、『生まれたときからせつない動物図鑑』(監訳/ダイヤモンド社)などがある。

ISBN:9784791628490
出版社:西東社
判型:4-6
ページ数:192ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2020年11月
発売日:2020年11月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:RBX