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日本人は豚になる

三島由紀夫の予言

著:適菜 収

紙版

内容紹介

来る2020年11月25日は、三島由紀夫が自衛隊市ヶ谷駐屯地に乱入し割腹自殺を遂げてから50周年を迎える。これまで作家適菜収氏が三島由紀夫を研究し、三島の言葉の意味するところを「三島の予言」として世に問う一冊。三島は自決の4カ月前に語っている。「このまま行ったら日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、或る経済大国が極東の一角に残るであろう」、そして「人間というのは豚になる傾向もっている」と。そんな国家や社会や人までもが道徳や倫理観を失い、信用さえできなくなった時代に、日本人はどこへ行こうとしているのか? われわれは今後どんな価値観を取り戻して、堂々と生きるべきなのか? 三島が予言した言葉とその意味を探った適菜収の三島由紀夫本の集大成であり、現代日本の病を克服する処方箋に満ちた書。

目次

はじめに

第一章 三島由紀夫の予言
第二章 バカについて
第三章 死に方と生き方
第四章 キリスト教と民族の神
第五章 皇室と憲法

おわりに

著者略歴

著:適菜 収
1975年山梨県生まれ。作家。作詞家。ニーチェの代表作『アンチ・クリスト』を現代語訳にした『キリスト教は邪教です!』、『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』、『ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒』、『ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒』(以上、講談社+α新書)、『日本をダメにしたB 層の研究』(講談社+α文庫)、『日本を救うC層の研究』、呉智英との共著『愚民文明の暴走』(以上、講談社)、『なぜ世界は不幸になったのか』(角川春樹事務所)、『現代日本バカ図鑑』(文藝春秋)、『平成を愚民の時代にした30人のバカ』(宝島社)、『死ぬ前に後悔しない読書術』、『安倍でもわかる政治思想入門』、『安倍でもわかる保守思想入門』、『安倍政権とは何だったのか』、『問題は右でも左でもなく下である』、『もう、きみには頼まない』、清水忠史との共著『日本共産党政権奪取の条件』、『国賊論』(以上、KKベストセラーズ)など著書多数。

ISBN:9784584139738
出版社:ベストセラーズ
判型:4-6
ページ数:232ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2020年11月
発売日:2020年11月06日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ