黄昏 In the Twilight
著:水口 博也
紙版
内容紹介
写真家にとって、黄昏どきはもっとも心躍る時間である。さらに、そこに何か魅力的な被写体があれば、千金に値するひとときになる――
赤く染まる大地を駆ける野生動物の群れ。その様子を睥睨する肉食動物。大海原を漂うシャチやクジラが吹き上げるしぶきは、夕陽をうけて炎のように燃える。
アフリカのサバンナからアラスカの海まで、世界をめぐる写真家が魔法のように光が移ろいゆく中でシャッターを切り、考えたこと。
ネイチャーフォトの第一人者によるマジカルな瞬間と紀行エッセイ。
目次
黄昏どきに撮る In the Twilight
シャチの海で The Country of Orca
アラスカの沿岸水路で Alaskan Inside Passages
アフリカ、オカバンゴの夕暮れ Sunset of Okavango
朝夕の光が照らすもの Morning red and Evening Rose
アメリカ、キャニオンランドの旅 A Journey to Canyonlands
セミクジラとバルデス半島の黄昏 Right Whales at Dusk
人類発祥の地で?東アフリカのサバンナに立つ Sunset in Svannah
あとがき Epilogue