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私たちはどう働くべきか

著:池上 彰

紙版

内容紹介

池上彰が自分自身の「働き方」を初めて解説!

ウィズコロナ時代になって働き方が大きく変わってしまっています。私たちはこの先、どのように働いていけばよいのでしょう?
テレワークはもちろん、外国人移民やAIとの共存、また、こんな時代にふさわしい転職、副業等々まで、池上彰先生がじっくりと教えてくれました。
さらには先生みずから自分自身の働き方を初解説!
「池上彰のこれまでの働き方とこれからの働き方」は、必ずあなたの新しい働き方の参考になるはずです。

本書の主な内容

第1章 大きく変わるポスト・コロナの働き方

「働き方」が大きく変わった
命の危険を冒して出勤する?
失業者が激増した
大学もリモート講義になって
地方勤務も可能に
過重労働の危険性も

第2章 外国人には理解されない日本人の働き方

過労死するのは日本人だけ
日本人はなぜ働きすぎるのか
自分だけ先に帰れないのは農耕文化の名残?

第3章 過労死を招くブラック企業の実態

責任感をうまく使うブラック企業
「名ばかり管理職」もブラック企業の手口
厳しい社員教育が人を育てることも

第4章 働く義務と権利

中学までに習ったことは世界に通じる
残業時間が減ったら副業?
教員の場合の時間外勤務
独占禁止法で自由になった企業間競争

第5章 働き方改革の論点

少子高齢化で労働力が減少
移民問題 日本とドイツ
オランダ夫婦の働き方
「ギグワーカー」が増えてきた
生涯収入が2億円違ってくる

第6章 AI時代の働き方

AIのアナウンサーはとちらない
AIに負けないためには
女子アナの定年は25歳だった
男女雇用機会均等法前の女性の苦戦

第7章 令和時代の働き方

テレワークとキャッシュレス
崩れた終身雇用
規制緩和で大きく変化した企業
アメリカ人の転職の考え方
副業についてどう考える?
日本人はハッピーリタイアできる?
定年後をどうするか

第8章 私が歩いてきた道

私の人生を決めた一冊の本
最後まで迷った新聞社とNHK
通信部への異動を希望
思いがけず夢がかなう
一生忘れられない光景
命を救える仕事
働くことでかなうこと
お金を稼ぐということ
人は社会の中でしか生きられない

第9章 働き方は生き方 

NHKを辞めた理由とは
個人事業主として自分をブランディング
大学で教えるということ
どうやって知識をアップデートするか
働き方は生き方

著者略歴

著:池上 彰
池上彰(いけがみ・あきら)1950年長野県生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。報道局社会部でさまざまな事件を担当。94年より11年間、「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年にNHKを退社、フリージャーナリストとして多方面で活躍。16年4月から名城大学教授、東京工業大学特命教授。愛知学院大学、立教大学、信州大学、関西学院大学、日本大学、順天堂大学、東京大学などでも講義する。「伝える力」シリーズ(PHP新書)、「おとなの教養」(NHK出版新書)、「池上彰のそこが知りたい!ロシア」(徳間書店)など著書多数。

ISBN:9784198651787
出版社:徳間書店
判型:4-6
ページ数:224ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2020年10月
発売日:2020年11月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBF