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角川ソフィア文庫

論語 下

著:吉川 幸次郎

紙版

内容紹介

中国においてはもちろん、古来もっとも多くの日本人によって愛読されてきた中国古典、論語。2000年前の古代語でありながら平易で明晰なその文体から、現代に生きる洞察をいかに引き出すことができるのか。中国における代表的な古注・新注にくわえ、江戸時代の日本の学者による注釈を参照。息の長いこの書物がいかに読み継がれてきたのかを明らかにするとともに、古今を超越した人生の知恵をひもとく。巻末に語句索引を収録。

目次

先進第十一
顔淵第十二
子路第十三
憲問第十四
衛霊公第十五
季氏第十六
陽貨第十七
微子第十八
子張第十九
堯曰第二十

あとがき
語句索引

著者略歴

著:吉川 幸次郎
1904年、神戸生まれ。中国文学者。京都大学文学部卒業ののち、中国へ留学。 47年より京都大学教授をつとめる。京都中国学の流れを継ぐ第一人者とされ、吉川学とも呼ばれる学風を打ち立てた。著作を集成した『吉川幸次郎全集』 (全24巻)が刊行されるなど、時代を超えて愛読されている。64年より芸術院会員、67年より京都大学名誉教授。69年、文化功労者として顕彰される。1980年、没。

ISBN:9784044006280
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:544ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2020年10月
発売日:2020年10月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDHC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QDX