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角川文庫

私立シードゥス学院 小さな紳士の名推理

著:高里 椎奈

紙版

内容紹介

選ばれし小紳士達が集う全寮制の寄宿学校・私立シードゥス学院。厳粛なゴシック建築の佇まいの、美しい学舎だ。
13歳から17歳までの生徒が、≪赤寮≫≪黄寮≫≪青寮≫≪緑寮≫≪特別寮≫の5つの寮に分かれ寝食を共にしている。
≪青寮≫1年生の仲良しトリオ、獅子王・弓削・日辻は、時に他寮の生徒や上級生、新米寮監の天堂らと衝突しながらも、穏やかで優雅な生活を送っていた。

ある日、宿舎で教師の殺人未遂事件が起こる! 
事件の解決に向け立ち上がる寮長ら上級生達。しかし2年生の証言により、突如、獅子王に疑いがかけられ――?
「何人たりとも、学院の平和を乱す者は許さない」
優雅な寄宿学校ミステリ、開幕!

イラスト/ごもさわ

目次

序話 起床ベルが鳴る前に
第一話 暗闇の声より
第二話 赤い実の怪
第三話 カエルレウムの亡霊
エピローグ

著者略歴

著:高里 椎奈
茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

ISBN:9784041098714
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:240ページ
定価:580円(本体)
発行年月日:2020年10月
発売日:2020年10月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ