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祥伝社文庫

襲大鳳 下

羽州ぼろ鳶組

著:今村 翔吾

紙版

内容紹介

「喰ってやる!」
侍火消・松永源吾はひたむきに炎と闘う!
仲間を、友を、誰かを〝信じる〟ことが未来を紡ぐ。

強く澄んだ眼差しは、火消のそれだった――。
新庄藩火消頭〝火喰鳥〟松永源吾は、尾張藩中屋敷を襲う猛火の中、もう一人の鳳と邂逅を果たす。
火事が特定の人物を狙った謀殺と看破した源吾だったが、背後には巨悪の影がちらつく。
ぼろ鳶組の面々、同期の火消たち、そして妻深雪と子平志郎との絆が、源吾を一個の火消たらしめる。
技を、想いを、火消の意志を繫げ!

著者略歴

著:今村 翔吾
1984年、京都府生まれ。
ダンスインストラクター、作曲家、埋蔵文化財調査員を経て、2017年、火消の活躍を描いた本シリーズ第一作『火喰鳥』でデビュー。『童の神』が 第160回直木賞候補に。20年、『八本目の槍』で吉川英治文学新人賞を受賞、『じんかん』が 第163回直木賞候補となる。今最も活躍を期待される歴史時代作家である。

ISBN:9784396346232
出版社:祥伝社
判型:文庫
ページ数:338ページ
定価:720円(本体)
発行年月日:2020年10月
発売日:2020年10月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ