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こころ

こころ Vol.57

著:半藤一利、島薗進ほか

紙版

内容紹介

最終号。半藤一利「四文字七音の昭和史」/島薗進「『専門家』の役割とは何か」/小説=川野里子「光の島」/連載=村田喜代子の本よみ講座、鹿島茂「思考の技術論」ほか。

目次

こころ Vol.57 2020 目次

◆エッセイ
4 孤高の地平へ 嵐山光三郎
6 物を考える時間軸について 青木理
8 いつも物を盗む友達 最果タヒ

◆よみもの
11 四文字七音の昭和史 半藤一利

31 「専門家」の役割とは何か──PCR検査問題をめぐって 島薗進

40 ニホンオオカミに出会った夏 奈良、川崎、奥多摩、長野 小泉信一

48 「楽しいお酒」の師匠・ラズウェル細木先生のこと パリッコ

◆小説
54 光の島 川野里子

◆本を読みなおす
84 村田喜代子の本よみ講座 九 「手なし娘協会」をよむ
100 古典とケーキ 十 エミリー・ブロンテ『嵐が丘』とジンジャーパーキン 梶村啓二

◆連載
64 乱れる海よ 第三章 子どもたち──従順をうつす鏡 小手鞠るい
78 詩人のあぐら 最終回 心にいつも「虫愛ずる姫君」 和合亮一
114 あること、ないこと 第四十九回──夜伽・其の肆〈夕舟〉 吉田篤弘
122 「編集」のゲニウス・ロキを探して――雑誌の聖地巡礼
第四回「地域雑誌 谷中・根津・千駄木」(千駄木二丁目、三丁目)[後篇] 仲俣暁生
134 思考の技術論 最終回 逆と裏は必ずしも真ならず 鹿島茂
149 司書のホンのひとりごと 21 未来の読み書きスキルに出会う場所 河合郁子(石川県新図書館整備推進室)

150 再録・『心』名作館 東洋的なもの 鈴木大拙

154 本 賢治の心象風景映し出す──梯久美子『サガレン――樺太/サハリンを旅する』 眞木俊輔

執筆者紹介 158 /出版案内 159

題字・表紙絵=野見山暁治
デザイン=松田行正+杉本聖士

ISBN:9784582380576
出版社:平凡社
判型:A5
ページ数:160ページ
定価:800円(本体)
発行年月日:2020年10月
発売日:2020年10月12日