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ハーレクイン・プレゼンツ・スペシャル 105

氷の富豪と愛の魔力

著:キャロル・モーティマー
訳:川合 りりこ

紙版

内容紹介

切ないのは、あの夜に彼が求めたものが
私じゃなく、亡き妻の面影だったこと……。

若きマーリンは仕事で湖水地方へ向かっていた。
妻を悲劇的に亡くした実業家のブランドンに会い、
彼の妻の生涯を描く映画に同意してもらうのだ。
でも、彼は映画関係者の訪問を毛嫌いしているという。
道中、嵐に見舞われて道に迷ったマーリンは、ホテルと勘違いして
ブランドンの館を訪れてしまい、やむなく素性を告げずに泊まることに。
その夜、妻の写真を暖炉にくべながら憂愁に包まれる彼を目撃し、
昼間の傲慢さが消えたその姿に、マーリンは胸を衝かれた――
彼を慰めたい一心で、求められるまま純潔を捧げてしまうほどに。
だが翌朝、彼女が素性を明かすと、ブランドンは豹変した!

傲慢か、繊細か――昼夜、別の顔を見せる大富豪に猛然と映画化を突っぱねられ、傷つくマーリン。後日、彼の申し出にさらに翻弄されることに。「今後もぼくと大人の関係を続けるんだ」英国女王も認めた稀代の大スター作家、C・モーティマーの貴重な初邦訳長篇!

ISBN:9784596801050
出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
判型:新書
ページ数:288ページ
定価:1082円(本体)
発行年月日:2020年10月
発売日:2020年10月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB