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気づけばまぶたの裏に、黒い瞳の傲慢なあの人……。ルイーザはいつかイギリスを離れるのが夢だった。継母の干渉から自由になれたら、どんなにすてきだろう。ある日、その夢を叶えるチャンスが舞いこんだ。ノルウェーで療養する病人のつき添い看護師の職に応募…もっと見る▼
気づけばまぶたの裏に、
黒い瞳の傲慢なあの人……。
ルイーザはいつかイギリスを離れるのが夢だった。
継母の干渉から自由になれたら、どんなにすてきだろう。
ある日、その夢を叶えるチャンスが舞いこんだ。
ノルウェーで療養する病人のつき添い看護師の職に応募して、
みごと採用されたのだ。病人は若くて気まぐれな女性だった。
けれども、いちばんの問題はその兄、サイモン・サヴェージ。
初対面のときから威圧的で無愛想で、ルイーザを経験不足と決めつけた。
この人はこれまで、人に命令して、思いどおりにしてきたのね。
私は黙ってあなたの言いなりになんてならないわ!
なのに、ルイーザの頭は日に日にサイモンのことでいっぱいになり……。
《ベティ・ニールズ・コレクション》より、北欧を舞台に描かれた、冬の香りが漂い始める季節に咲く恋物語をお届けします。ミスター・サヴェージが不機嫌じゃないときなんてあるのかしら? そう心の中でつぶやきながらも、彼と過ごす時間が楽しみになっていて……。
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