芥川龍之介大活字本シリーズ 4
鼻
著:芥川 龍之介
紙版
内容紹介
第4巻として「鼻」「芋粥」「或る日の大石内蔵助」「枯野抄」「戯作三昧」「鼠小僧次郎吉」
「おぎん」の7作を大活字、読み仮名付きで収載している。「鼻」は、「人の幸福をねたみ、不幸を笑う」と言う人間の心理を捉えた作品。「芋粥」は、「鼻」と並ぶ古典翻案ものの一つと位置付けられている。「枯野抄」は、松尾芭蕉の死に際に弟子たちは何を思うのか。弟子たちの心持ちを細かに巧みに描いている。他作品も主人公の心情が細かく丁寧に描かれた名作揃いの一冊となっている。
目次
鼻
芋粥
或る日の大石内蔵助
枯野抄
戯作三昧
鼠小僧次郎吉
おぎん