アクティベート教育学 11
特別活動の理論と実践
監:汐見 稔幸
監:奈須 正裕
他編:上岡 学
内容紹介
教職課程コアカリキュラムおよび学習指導要領に対応した新しい教職科目テキストシリーズの第11巻。特別活動の意義や目標・内容、そしてその指導の在り方などについてわかりやすく、具体的に学べる。各章の冒頭には、教育現場の理解を促す、写真や事例を通して主体的、対話的に考え、深い学びにつなげるワークを設けるなど、アクティブに学ぶ工夫が満載。
目次
はじめに(上岡 学)
第1章 特別活動の構造と特徴(上岡 学)
1 特別活動とは?
2 特別活動の構造
3 特別活動の特徴
第2章 特別活動の目標および主な内容(添田晴雄)
1 特別活動の目標
2 「望ましい集団活動を通して」とは
3 特別活動の見方・考え方
4 なすことによって学ぶ
5 特別活動によって身に付けるべき資質・能力
第3章 教育課程の位置づけと各教科等との関連(有村久春)
1 教育課程の構成における特別活動の位置
2 学習指導要領における特別活動の構成とその考え方
3 各教科等と特別活動との関連:カリキュラム・マネジメント
第4章 教育課程と特別活動の指導の関わり(木内隆生)
1 校長の教育課程経営と特別活動の全体計画
2 生徒指導部による教育課程運営と生徒会活動の指導
3 学年中心のホームルーム活動計画や旅行的行事の指導
第5章 学級活動・ホームルーム活動の特質(脇田哲郎)
1 学級活動・ホームルーム活動の目標と内容
2 「(1)学級(ホームルーム)や学校における生活づくりへの参画」
3 「(2)日常の生活や学習への適応と自己の成長及び健康安全」
4 「(3)一人一人のキャリア形成と自己実現」
第6章 学級活動・ホームルーム活動の実践(小泉雅彦)
1 学級・ホームルームや学校での諸問題の解決に関すること
2 適応や成長,健康安全に関すること
3 キャリア形成に関すること
第7章 児童会活動・生徒会活動の特質(松田素行)
1 児童会活動・生徒会活動の概説
2 児童会・生徒会の認識の変遷
3 児童会活動・生徒会活動を支える学びの特質
4 児童会活動・生徒会活動の指導法
5 児童会活動・生徒会活動と生徒指導との関連
第8章 児童会活動・生徒会活動の実践(吉井貴彦)
1 児童会活動・生徒会活動の特質や指導のポイント
2 代表委員会活動の実践
3 委員会活動の実践
第9章 クラブ活動の特質(長沼 豊)
1 クラブ活動とその特質
2 クラブ活動の目標
3 クラブ活動の内容
4 クラブ活動の方法
5 クラブ活動の指導上の留意点
第10章 クラブ活動の実践(安達光樹・清水 翔)
1 クラブの立ち上げから実践・振り返り・まとめまで
2 「爆笑 ! お笑いクラブ」の実践
第11章 学校行事の特質(城戸 茂)
1 教育課程の一環としての学校行事
2 学校行事の目標と内容にみる特質
3 学校行事の特質と教育的意義
4 学校行事の指導のポイント
第12章 学校行事の実践(福田俊彦)
1 儀式的行事:卒業式の実践例
2 健康安全・体育的行事:運動会の実践例
3 遠足・集団宿泊的行事:修学旅行の実践例
第13章 特別活動の評価・改善活動(青木由美子)
1 特別活動の評価の工夫と留意点
2 特別活動における評価方法
3 特別活動の評価の実際
第14章 家庭・地域社会や関係機関との連携(橋本大輔)
1 実践モデルから考える家庭・地域社会や関係機関との連携
2 家庭・地域社会や関係機関と連携するために
3 家庭・地域社会や関係機関と連携した実践のアイディア
第15章 特別活動の国際比較(田中光晴)
1 世界から注目される「TOKKATSU」
2 外国の「特別活動」:アメリカ,ドイツ,韓国の事例
3 国際比較から考える特別活動の課題
第16章 学習指導要領とコアカリキュラム(林 尚示)
1 教職課程コアカリキュラムとは
2 特別活動の位置づけ
3 教職課程コアカリキュラムと学習指導要領
ISBN:9784623085385
。出版社:ミネルヴァ書房
。判型:A5
。ページ数:256ページ
。定価:2000円(本体)
。発行年月日:2020年11月
。発売日:2020年09月29日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNA。