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セラピードッグのハナとわたし

著:堀 直子
絵:佐竹 美保

紙版

内容紹介

セラピードッグってなーに? 小学校四年生の花菜(かな)は、おばあちゃんが入居している老人ホームで、セラピードッグの存在を知る。
そんなある日、いつもと違うセラピードッグが、おばあちゃんの老人ホームに遊びにきた。ネームプレートには、『見習いのハナちゃん』とかかれている。なぜか一匹だけ、泣いているみたいなさびしい目をしていた。ハナちゃんのことが心配になった花菜は、セラピードッグを派遣している「ワンコ村」に行くことにした。そこで、ハナちゃんの悲しい生い立ちを知ることとなる。
セラピードッグになるための訓練がうまくいかないハナ。訓練士さんに、セラピードッグには向いていないかもしれないと、諦められそうになっている。その事実を知った花菜は、自分にできる事は何かないか、一生懸命に考え、行動に移していく。
ハナちゃんは、セラピードッグになれるのだろうか……。

著者略歴

著:堀 直子
群馬県に生まれる。昭和女子大学文学部卒業。デビュー作『おれたちのはばたきを聞け』(童心社)で日本児童文学者協会新人賞、『つむじ風のマリア』(小学館)で産経児童出版文化賞を受賞。作品に「ゆうれいママ」シリーズ(偕成社)、『鈴とリンのひみつレシピ!』『犬とまほうの人さし指!』『わんこのハッピーごはん研究会!』(以上、あかね書房)、『おかのうえのカステラやさん』『俳句ガール』(ともに小峰書店)、『のいちごケーキのたんじょうび』『ぼくはおじいちゃんのおにいちゃん』(ともにポプラ社)など多数ある。
絵:佐竹 美保
富山県に生まれる。主な作品に『笑う化石の謎』(あすなろ書房)、『きつねの橋』(偕成社)、『王の祭り』(ゴブリン書房)、新装版「ハリー・ポッター」全7巻、「十字屋」シリーズ(静山社)、「大魔法使いクレストマンシー」シリーズ(徳間書店)、「魔女の宅急便」シリーズ3~6巻(福音館書店)、「シェーラひめのぼうけん」シリーズ(童心社)、『アリババの猫がきいている』(ポプラ社)、絵本『千の風になって』(理論社)など多数ある。

ISBN:9784580824393
出版社:文研出版
判型:A5
ページ数:152ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2020年09月
発売日:2020年09月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ