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魔術師

谷崎潤一郎妖美幻想傑作集

著:谷崎 潤一郎
編:長山 靖生

紙版

内容紹介

初期の耽美主義、怪奇、犯罪探偵趣味、私生活的幻想
谷崎作品のなかから、蠱惑的な短編をセレクト。

自己の欲望に忠実で、かつ總明で勤勉な人間だけが到達できる洞察力を通し、谷崎が見出した真実の輝き。

【目次】
「刺青」
「秘密」
「憎念」
「人魚の嘆き」
「魔術師」
「人面疽」
「覚海上人天狗になる事」
「或る漂泊者の俤」
「私」
「或る罪の動機」
「少年の記憶」
「生まれた家」
「恐怖」
「詩人のわかれ」
「二月堂の夕」

目次

「刺青」
「秘密」
「憎念」
「人魚の嘆き」
「魔術師」
「人面疽」
「覚海上人天狗になる事」
「或る漂泊者の俤」
「私」
「或る罪の動機」
「少年の記憶」
「生まれた家」
「恐怖」
「詩人のわかれ」
「二月堂の夕」

著者略歴

著:谷崎 潤一郎
1886年7月24日~1965年7月30日。日本の小説家。代表作に『細雪』『痴人の愛』『蓼食う虫』『春琴抄』など。
編:長山 靖生
評論家。1962年、茨城県生まれ。鶴見大学歯学部卒業。歯学博士。文芸評論から思想史、若者論、家族論など幅広く執筆。1996年『偽史冒険世界 カルト本の百年  ちくま文庫』(筑摩書房)で大衆文学研究賞、2010年『日本SF精神史 幕末・明治から戦後まで』(河出書房新社)で日本SF大賞、星雲賞を受賞。2019年『日本SF精神史【完全版】』で日本推理作家協会賞受賞。他の著書等に『鴎外のオカルト、漱石の科学』(新潮社)、『「吾輩は猫である」の謎』(文藝春秋)、『文豪と酒  酒をめぐる珠玉の作品集』(中央公論新社)、『文豪と東京 明治・大正・昭和の帝都を映す作品集中公文庫』(中央公論新社)のほか、編集に携わる形で、『羽ばたき 堀辰雄初期ファンタジー傑作集』、『詩人小説精華集』、『魔術 芥川龍之介 幻想ミステリ傑作集』など(すべて、彩流社)を刊行している。

ISBN:9784909812438
出版社:小鳥遊書房
判型:A5
ページ数:240ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2020年09月
発売日:2020年09月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ