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日本最大級の消費財見本市 ギフト・ショー 創造と進化の奇跡

著:芳賀 信享

紙版

内容紹介

なぜ、「ギフト・ショー」は成長し、成功し続けているのか?
なぜ、国内最大級の見本市として中小企業にとってなくてはならない存在となりえたか?
なぜ、国内外の目利きバイヤーを刺激し、最新トレンドを反映した新製品を集め続けられ
るのか?

ニューノーマル時代の到来によって、生活者の行動や価値観は激しく変化した。
社会の先行きが不透明ななかで、流通や店舗経営にかかわる業界人は、どのようにして市
場トレンドをつかめばよいのか?

バブル崩壊、阪神淡路大震災、リーマンショック、東日本大震災、新型コロナウィルス
……。社会の不測事態を克服し、日本最大級の生活雑貨・パーソナルギフトの見本市とし
て50年間、進化してきた「ギフト・ショー」。
こうした時代を背景に消費不況が叫ばれるなか、変化する生活者のライフスタイルに対応
し、新製品や新店舗は次々と生まれてきた。その陰には、苦難と荒波の連続であった日本
の「ギフト」市場を現在の規模まで牽引してきた「ギフト・ショー」主催のビジネスガイ
ド社の存在があった――。

●概要●
本書は、出展社数2,300社、来場者数約20万人という日本最大規模を誇る見本市を主催し
、斬新な発想のアイデアで流通のトレンドをつくってきたビジネスガイド社による、日本
のギフト業界史である。次なる流通市場の潮流をつかむためのヒントが、この1冊に凝縮
されている。

★「ギフト・ショー」を読み解く5フォース★
1 時代の半歩先を見据えたテーマ設定
2 時宜にかなったカテゴリーやフェアの新設や見直し
3 商談の場として高い機能
4 来場者目線での施設やサービスの充実
5 出展社のレベルを担保する

来場者目線で施設やサービスを充実させ、バイヤーとの新たな接点を持ち、出展社である
メーカーと販売ルートを持つバイヤーがマッチングする仕組みを一挙公開!

目次

本書の主な内容
序章 ギフト・ショー奇跡の始まり
第1章 ギフト・ショーのブランドが衰えない理由
第2章 「社会的貢献で顧客の信頼、利益を守る」理念とは
第3章 ギフト・ショーはこうして作られる
第4章 これからのギフト・ショー
第5章 ギフト・ショーに携わる人々

著者略歴

著:芳賀 信享
芳賀 信享(ハガ ノブユキ)
ビジネスガイド社
株式会社ビジネスガイド社代表取締役社長
1960年東京生まれ。青山学院大学卒業。証券会社勤務を経て、1985年ビジネス
ガイド社入社。「月刊ぎふと」編集部で研鑽を積み、1988年インターナショナ
ル・ギフト・ショー事務局に異動。池袋サンシャインシティから晴海・東京国
際見本市会場への開設移転を担当。1989年には神戸国際展示場で第1回インター
ナショナル・ギフト・ショー西日本を成功に導く。1992年第5回インターナショ
ナルプレミアム・インセンティブショー事務局長就任。ギフト・ショーから独
立し、池袋サンシャインシティ文化会館で単独開催。SPマーケットの国際的
な専門見本市となる。1995年専務取締役事業部事務局長就任。1996年には会場
を東京ビッグサイトに移し、2011年より代表取締役社長就任。
「ギフト・ショー」を日本最大級の国際見本市に育てた同社の3代目社長とし
て、常にお客様の利益を考えた新機軸を打ち出し、海外展開も積極的に行う。

ISBN:9784492961834
出版社:東洋経済新報社
判型:4-6
ページ数:232ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2020年09月
発売日:2020年09月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KN