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中公文庫

文豪と女

憧憬・嫉妬・熱情が渦巻く短編集

編:長山 靖生

紙版

内容紹介

森鴎外「杯」


田山花袋「少女病」


立原道造「白紙」


永井荷風「庭の夜露」


山川方夫「昼の花火


泉鏡花「雪の翼」


夏目漱石「硝子戸の中」


中島敦「下田の女」


谷崎潤一郎「青い花」


芥川龍之介「なぜソロモンはシバの女王とたった一度しか会わなかったか?」


高見順「強い女」


堀辰雄「辛夷の花」


坂口安吾「いずこへ」


久生十蘭「姦」


太宰治「葉桜と魔笛」

著者略歴

編:長山 靖生
長山靖生

評論家・歯学博士。一九六二年、茨城県生まれ。学生時代から文芸評論家として活動し、一九八七年、横田順彌らと古典SF研究会を創設、初代会長を務める(名誉会長・小松左京)。近代日本の文化・思想史から文芸評論や現代社会論まで幅広く執筆活動を行っている。一九九六年、『偽史冒険世界 カルト本の百年』で大衆文学研究賞・研究・考証部門、二〇一〇年、『日本SF精神史 幕末・明治から戦後まで』で第41回星雲賞ノンフィクション部門、第31回日本SF大賞を受賞。二〇一九年、『日本SF精神史【完全版】』で第72回日本推理作家協会賞受賞。 他に『テロとユートピア』(新潮社)、『若者はなぜ「決めつける」のか』(ちくま新書)、『日露戦争』『「ポスト宮崎駿」論 日本アニメの天才たち』(以上新潮新書)、『奇異譚とユートピア 近代日本驚異〈SF〉小説史』『「修身」教科書に学ぶ偉い人の話』(以上中央公論新社)など著書多数。編著に『懐かしい未来』(中央公論新社)、近著に『文豪と酒 酒をめぐる珠玉の作品集』『文豪と東京 明治・大正・昭和の帝都を映す作品集』(中公文庫)など。

ISBN:9784122069350
出版社:中央公論新社
判型:文庫
ページ数:240ページ
定価:820円(本体)
発行年月日:2020年09月
発売日:2020年09月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ