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中公文庫

疑装

刑事・鳴沢了

著:堂場 瞬一

紙版

内容紹介

犯罪者の子となった少年。

心に傷を抱えたまま、彼は突如姿を消す。

やがて事件は、衝撃の展開を迎える――

著者史上売上NO.1シリーズ第9弾。


西八王子署管内で言葉を喋らない少年が保護された。だがある日、彼は失踪。調査を進めると少年は日系ブラジル人で、父親がひき逃げ事件を起こしたことが判明する。そしてその被害者は、少年の親友だった――。日本人と日系人の埋まらない溝、長閑な町に潜む闇。少年の行方を追う了を待ち受ける、あまりに悲しい事実とは……。

著者略歴

著:堂場 瞬一
堂場瞬一

一九六三年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。二〇〇〇年秋『8年』にて第一三回小説すばる新人賞を受賞。著書に「刑事・鳴沢了」シリーズ、「警視庁失踪課・高城賢吾」シリーズ、「刑事の挑戦・一之瀬拓真」シリーズ、「汐灘」サーガの他、『犬の報酬』『白いジオラマ』『奔る男 小説 金栗四三』(以上中央公論新社)、「警視庁追跡捜査係」シリーズ(ハルキ文庫)、「捜査一課・澤村慶司」シリーズ(角川文庫)、「警視庁犯罪被害者支援課」シリーズ(講談社文庫)、「ラストライン」シリーズ(文春文庫)、『空の声』(文藝春秋)、『ダブル・トライ』(講談社)、『ホーム』(集英社)などがある。

ISBN:9784122069343
出版社:中央公論新社
判型:文庫
ページ数:480ページ
定価:820円(本体)
発行年月日:2020年09月
発売日:2020年09月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ