中公新書 2610
ヒトラーの脱走兵
裏切りか抵抗か、ドイツ最後のタブー
著:對馬 達雄
紙版
内容紹介
第二次世界大戦におけるドイツ国防軍の脱走兵は、捕まって死刑判決を受けた者だけでも3万人以上と、他国に比べて際だって多い。その多くは戦闘中の逃亡ではなく、民族殲滅などを目にした、命懸けの抵抗としての脱走であった。戦後になっても、彼らを断罪したナチスの司法官たちが続々と復権する一方で、彼ら脱走兵は長い間、名誉回復されないままだった。ある脱走兵の生涯から人間の尊厳を見つめる。
ISBN:9784121026101
。出版社:中央公論新社
。判型:新書
。ページ数:288ページ
。定価:880円(本体)
。発行年月日:2020年09月
。発売日:2020年09月19日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JWK。