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角川文庫

地獄くらやみ花もなき 伍 雨の金魚、昏い隠れ鬼

著:路生 よる

紙版

内容紹介

〈地獄代行業〉の西條皓は、次期魔王を巡る後継者争いに勝利するも、その座を返上し、変わらず青児を助手として日々を過ごしていた。そんな時、旧家で不審死が続き、皓へ依頼が持ちこまれる。当主は事故死、孫娘は自殺と思われたが、依頼人は北原白秋の童謡詩「金魚」に見立てた連続殺人だと話し――。歪な家族がひた隠す、十年前の少女の死の謎。そして三匹目の金魚として殺される者とは。美少年探偵の地獄堕とし事件簿、第5弾。

目次

第一怪 狂骨あるいは金魚の幽霊
幕間・一
第二怪 座敷童子
幕間・二
第三怪 夏の終わりあるいはエピローグ

著者略歴

著:路生 よる
愛知県生まれ。2017年「地獄くらやみ花も無き」で、第3回角川文庫キャラクター小説大賞〈読者賞〉を受賞。同年、「折紙堂の青目鬼 -折り紙あやかし事件帖-」で、第5回富士見ラノベ文芸大賞〈審査員特別賞〉を受賞。

ISBN:9784041087589
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:208ページ
定価:560円(本体)
発行年月日:2020年09月
発売日:2020年09月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ