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住民投票までに知っておくべき「都構想」の嘘と真

編:新聞うずみ火
他著:柳本 顕
他著:松本 創

紙版

内容紹介

「新聞うずみ火」が2020年7月、8月に実施した「『大阪都構想』を考える連続講座」をまとめたブックレット。
反「都構想」の論客である元大阪市会議員(自民党)の柳本顕さん、維新政治とメディアの関係を検証してきたノンフィクションライターの松本創さん、立命館大学政策科学部教授で地方財政学が専門の森裕之さんの3人に、それぞれの立場から「大阪都構想」とは何なのか、わかりやすく解説していただいた。


歴史ある政令指定都市・大阪市を廃止していいの?

「大阪都」にはなりません
「大阪府」のままです

特別区設置に241億円
さらに毎年30億円が―

敬老パス・塾代助成・子ども医療費助成はなくなる?

吉村洋文氏を橋下徹氏に紹介した人物は―

目次

もくじ

はじめに ― 新聞うずみ火 矢野宏

第1章 住民投票までに知るべき嘘と真 ― 柳本顕

第2章 維新と報道を顕彰する ― 松本創

第3章 大阪都構想と二重行政のゴマカシを斬る ― 森裕之

著者略歴

他著:柳本 顕
1974年大阪市西成区生まれ。京都大学法学部卒業。
1999年、大阪市議(西成区選出)に初当選。連続5期。
自民党大阪府連青年局長、自民党大阪市議団幹事長などを歴任。
2015年5月の住民投票では自民党市議団幹事長として
当時の橋下徹市長とテレビ討論などで対峙。反対多数を導く功労者の一人。
その後、二度の大阪市長選に臨むも落選。
大阪市を廃止分割して特別区を設置する「大阪都構想」に関しては、
一貫して反対の立場から情報発信や講演活動を展開。
現在は自民党大阪府連会長補佐。
(新聞うずみ火主催「『大阪都構想』を考える連続講座③」)
他著:松本 創
1970年大阪府生まれ。
神戸新聞記者を経てフリーランスのライター。
関西を拠点に政治・行政、都市や文化などをテーマに取材し、人物ルポやインタビュー、コラムなどを執筆している。
「誰が『橋下徹』をつくったか――大阪都構想とメディアの迷走」(140B)で2016年度日本ジャーナリスト会議賞受賞、「軌道 福知山線脱線事故JR西日本を変えた闘い」(東洋経済新報社)で第41回講談社本田靖春ノンフィクション賞」受賞。
webちくまで「地方メディアの逆襲」を連載中。
(新聞うずみ火主催「『大阪都構想』を考える連続講座②」)

ISBN:9784884162757
出版社:せせらぎ出版
判型:A5
ページ数:52ページ
定価:455円(本体)
発行年月日:2020年09月
発売日:2020年10月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPT