セント・キルダの子
著:ベス・ウォーターズ
訳:原田 勝
紙版
内容紹介
スコットランドの北西、セント・キルダ諸島。荒れる海に囲まれ、〈世界のはての島〉と呼ばれるこの場所で、人々は生きるための工夫をこらし、独自の文化を作り上げた。しかしそんなくらしは、1930年を最後に失われてしまう。自然へのおどろきと、そこで過ごしたなつかしい日々を、5歳で島をはなれた少年の目をとおして描く。