出版社を探す

講談社文庫

呉越春秋 湖底の城 9

著:宮城谷 昌光

紙版

内容紹介

9年の歳月をかけて紡がれた至高の一大叙事詩、ここに完結!

越王・句践が呉の王宮に身を移されてから二年余。
呉が陳へ攻め入った報を受け、越の大夫・范蠡と諸稽郢は、使者として呉へ向かう。
そこで呉王・夫差は、句践の帰国を許すかわりに、二人に呉都にとどまるよう命じるのだった。

伍子胥と范蠡、二人の英傑の運命を雄大に描く中国歴史ロマンの傑作、ついに完結!

著者略歴

著:宮城谷 昌光
1945年愛知県蒲郡市生まれ。『天空の舟』で新田次郎文学賞を、『夏姫春秋』で直木賞を、『重耳』で芸術選奨・文部大臣賞を、『子産』で吉川英治文学賞を受賞。中国古代に材をとった歴史ロマンの第一人者。『孟嘗君』『管仲』『楽毅』『晏子』『王家の風日』『奇貨居くべし』『太公望』などの小説、『クラシック 私だけの名曲1001曲』などのエッセイほか著書多数。近著に『呉漢』『三国志』『劉邦』などがある。2006年に紫綬褒章、16年に旭日小綬賞を受章した。

ISBN:9784065204146
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:304ページ
定価:650円(本体)
発行年月日:2020年09月
発売日:2020年09月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ