内容紹介
ついに裏伊賀の黒幕を暴いた鬼市。
奇しくも、その人物は新兵衛の新しい上役、鳥居耀蔵だった。
鬼市は、鳥居の卑劣さに若隠居を決意した新兵衛の道場を手伝うことに。
だが、八丁堀には謎の判じ物を残す辻斬りや、隠れ砦からの新たな刺客が。
苦戦する鬼市の前に、風とともに現れたのは――!
大好評時代活劇、第四弾!
<文庫書下ろし>
著者略歴
著:倉阪 鬼一郎
1960年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。早稲田大学第一文学部卒。87年『地底の鰐、天上の蛇』(幻想文学会出版局)でデビュー、97年『百鬼譚の夜』(出版芸術社)で本格デビューし、幻想小説、ミステリー、ホラーなど多岐にわたる分野の作品を次々に発表する。近年は時代小説に力を入れ、人情ゆたかな世界を描き続けている。主な著書に「小料理のどか屋 人情帖」「南蛮おたね夢料理」「大江戸秘脚便」「人情料理わん屋」「八州廻り料理帖」などのシリーズがある。
ISBN:9784065202906
。出版社:講談社
。判型:文庫
。ページ数:320ページ
。定価:700円(本体)
。発行年月日:2020年09月
。発売日:2020年09月12日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ。