講談社文庫
禁じられたジュリエット
著:古野 まほろ
紙版
内容紹介
「もはやオマージュを超えた次元で本格魂が炸裂してます」恩田陸氏
退廃文学として禁書となっている「ミステリ小説」に触れてしまった女子高生六人。
彼女ら「囚人」役と同級生二人の「看守」役は思想更生プログラムを強いられる。八人は協力して「監獄ごっこ」を乗り切るはずだったが、「囚人」と「看守」の対立は激化し、ついに悲劇が!
「書」の力を謳(うた)い上げたミステリ愛読者必読の書。
解説 有栖川有栖
目次
第1部 文學ト云フ事
第2部 ひからびた胎児 第2曲
第3部 ハンガリー舞曲 第5番(連弾)
第4部 グノシエンヌ 第4番
終 劇 夜想曲第20番 遺作
終 幕 bis