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祥伝社文庫

襲大鳳 上

羽州ぼろ鳶組

著:今村 翔吾

紙版

内容紹介

シリーズ累計60万部突破!
今村翔吾の原点はここにあり。
侍火消の活躍を描く「羽州ぼろ鳶組」最新刊!
あの大火から18年、再び尾張藩邸を火柱が襲う!源吾の前に、炎の中から運命の男が姿を現わす。

大気を打ち震わす轟音が、徳川御三家尾張藩屋敷に響く。駆け付けた新人火消の慎太郎が見たのは、天を焼く火柱。家屋が爆ぜたと聞き、慎太郎は残された者を救わんと紅く舞い踊る炎に飛び込んだ――。新庄藩火消頭松永源吾は、尾張藩を襲った爆発を知り、父を喪った大火を思い出して屈託を抱く。その予感は的中。源吾の前に現われたのは、18年前の悪夢と炎の嵐だった。

著者略歴

著:今村 翔吾
今村翔吾
1984年京都府生まれ。ダンスインストラクター、作曲家、埋蔵文化財調査員を経て、2017年、火消の活躍を描いた本シリーズ第一作『火喰鳥』でデビュー。『童の神』が第160回直木賞候補に。20年、『八本目の槍』で吉川英治文学新人賞を受賞、『じんかん』が第163回直木賞候補となる。今最も活躍を期待される歴史時代作家。

ISBN:9784396345945
出版社:祥伝社
判型:文庫
ページ数:344ページ
定価:700円(本体)
発行年月日:2020年08月
発売日:2020年08月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ