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無伴奏混声合唱曲集 Ten songs

世界のエレメント

著:みなづき みのり
作曲:山下 祐加

紙版

内容紹介

《ねむりのもりのはなし》(長田弘 詩)で、2014年度朝日作曲賞を受賞した山下祐加による10曲からなる無伴奏混声合唱曲集。2019年5月12日(豊田市コンサートホール)合唱団うぃろう 第10回演奏会(指揮:伊東恵司)にて、合唱団うぃろうによって委嘱初演された。委嘱団体の節目となる10回目の演奏会を記念し、みなづきみのりから世界の“音”を描いた10編の詩が作曲者に送られ、個性豊かなア・カペラの小品が出来上がった。詩の世界感を鮮やかに描く様々なオノマトペが印象的に鳴り、分かりやすく魅力的なメロディーラインが歌われることで、世界を構成するエレメントが“歌声”となり、印象的に響き合う。各パートdiv.なしを目指し、シンプルな4声部で書かれているため、アンサンブルコンテストやコンク―ルを始め、様々な場所で世代や人数を問わずに演奏効果を得られる作品である。

目次

[曲目]
1. 時の音
2. 樹の音
3. 地の音
4. 波の音
5. 空の音
6. 火の音
7. 星の音
8. 風の音
9. 夢の音
10. 歌声

著者略歴

著:みなづき みのり
2006年頃より作詩・作詞活動を開始する。千原英喜、高嶋みどり、松下耕、信長貴富、松本望、相澤直人、北川昇他、合唱作品多数。「僕のドラゴン」「歌声はどこに行くの」(ともに松下耕)など小学生対象の合唱作品の作詞も多い。京都在住。豆腐と日本酒と出町ふたばの豆大福を愛する。タルコフスキーと小津を愛する。コクトーとクレーを愛する。葡萄のデザインと魚のデザインを愛する。趣味は合唱指揮。
作曲:山下 祐加
東京藝術大学音楽学部作曲科を経て、同大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。作曲を尾高惇忠、日野原秀彦の各氏に師事。2011年、大学内にて新作オラトリオ『李陵』を初演、翌年、横浜みなとみらいホールで再演された。2014年、混声合唱組曲『ねむりのもりのはなし』で第25回朝日作曲賞を受賞。混声合唱組曲『私たちは一人ではない』、『光のために』などの作品がある。その他、都留文科大学愛唱歌、取手市立西小学校校歌を作曲。

ISBN:9784276547704
出版社:音楽之友社
判型:A4
ページ数:48ページ
価格:1700円(本体)
発行年月日:2020年08月
発売日:2020年08月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVP