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AI時代を生き抜くプログラミング的思考が身につくシリーズ 1

AI〈人工知能〉のきほん

著:土屋 誠司

紙版

内容紹介

人工知能ブームに代表されるように、今やコンピュータサイエンスやデジタル技術に関する知識はこれからの時代を生きていく上で欠かせないものになったと言えるでしょう。
学校教育の現場でも、教科指導の中で「プログラミング的思考」の導入が求められ、STEM教育やSTEAM教育の必要性が叫ばれる中、「何を知っておけばよいのか」が重要なポイントになっています。
本書は、関連分野をしっかりカバーしつつ、必要な情報をコンパクトにまとめた、「今」と「未来」を生きるすべての人に役立つ入門書シリーズです。

第1巻のテーマはAI〈人工知能〉。その歴史や問題点を踏まえつつ、人工知能がもつ主要な5つのはたらき「知識」「推論」「探索」「分類」「学習」について学びます。

【本シリーズの特長】
◆コンピュータサイエンスの諸分野(情報一般、ソフトウェア、ハードウェア、応用システムなど)を網羅しています。
◆イラストや図表、写真などのビジュアル要素が読者の理解を助けてくれます。
◆ルビ付きなのでお子様ひとりでも読むことができます。
◆各章の終わりに「探究学習(探究型学習)」に活用できる課題の実例を挙げています。

目次

1 AIとその歴史
2 人間とAIの関係
3 AIのはたらき[1]知識――データを集める
4 AIのはたらき[2]推論――知識をつなげる
5 AIのはたらき[3]探索――答えを見つける
6 AIのはたらき[4]分類――物事を分ける
7 AIのはたらき[5]学習――賢くなる
8 知能とは何か
9 AIは万能ではない
10 AIとのつきあい方
用語集/さくいん

著者略歴

著:土屋 誠司
同志社大学理工学部インテリジェント情報工学科教授、人工知能工学研究センター・センター長。2000年、同志社大学工学部知識工学科卒業。2002年、同志社大学大学院工学研究科博士前期課程修了。三洋電機株式会社(のちにパナソニック傘下)研究開発本部に勤務後、2007年、同大学院博士後期課程修了。徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部助教、同志社大学理工学部インテリジェント情報工学科准教授を経て、2017年より現職。主な研究テーマは知識・概念処理、常識・感情判断、意味解釈。著書に『はじめての自然言語処理』(森北出版)がある。

ISBN:9784422400501
出版社:創元社
判型:B5
ページ数:48ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2020年09月
発売日:2020年09月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YNTC